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エコア株式会社 環境21世紀のために

マンスリーインフォメーション 2017年4月

カンピロバクター食中毒

日本で発生している食中毒の中、発生件数が多いものでカンピロパクター食中毒です。近年、発生件数が最も多く、年間300件、患者数2,000人程度で推移しています。カンピロパクターはニワトリ、ウシ等の家きんや家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物など多くの動物が保菌しています。1970年代に下痢患者から本菌が検出され、ヒトに対する下痢原性が証明されましたが、特に1978年に米国において飲料水を介して約2,000人が感染した事例が発生し、世界的に注目されるようになりました。
カンピロバクターはヒトや動物の腸管内でしか増殖しない、乾燥に弱い、通常の加熱調理で死滅するなどの特性を持っています。 また、数百個程度と比較的少ない菌量を摂取することによりヒトへの感染が成立することが知られています。
その症状は下痢、腹痛、発熱、悪心、嘔気、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などがあり、他の感染型細菌性食中毒と酷似します。多くの患者は1週間ほどで治癒します。死亡例や重篤例はまれですが、乳幼児・高齢者、その他抵抗力の弱い方では重症化する危険性もあります。カンピロバクターに感染した数週間後に、手足の麻痺や顔面神経麻痺、呼吸困難などを起こす「ギラン・バレー症候群」を発症する場合もあると指摘されています。

カンピロパクターを防ぐには、以下のことがあげられます。
(1)食肉を十分に加熱調理(中心部を75℃以上で1分間以上加熱)することが重要。具体的には未加熱又は加熱不十分な鶏肉料理を避けることが最も効果的。
(2)食肉は他の食品と調理器具や容器を分けて処理や保存を行う。
(3)食肉を取り扱った後は十分に手を洗ってから他の食品を取り扱う。

 (4)食肉に触れた調理器具等は使用後洗浄・殺菌を行う。

 

厚生労働省ホームページ参考

 

 

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