エコア株式会社
2008年 12月     2009年 2月            インフォメーションバッグナンバー
会社情報
会社案内
概要沿革
経営理念
環境方針
取得資格
採用情報
製品情報
業務内容
製造環境総合管理
総合ビル管理
住環境
自然環境調査・環境アセスメント
調査・検査・測定
リンク集
お問合せ

冬期増加のノロウイルス

2006年頃より、毎年特に冬季によく見られる感染症としてノロウイルスがみられます。このウイルスは、ほんの少量の感染であったとさひてもヒトの腸壁細胞に感染して急激に増殖します。健康である大人が感染した場合症状が現れなかったり、また軽度の症状であったりする場合が多く、最近では人を介しての二次感染での発症が多く、年末年始でのニュースでもあるように、免疫力の少ない保育園、小学校、老人ホームなどでの集団感染が目立ちます。

実際にノロウイルスに感染しても、検査が健康保険の範囲内でないことと、現段階では、ノロウイルスに有効な抗ウイルス薬がなく、診断されたところで、主に胃腸薬、下痢止め等の薬を処方されることに変わりはなく、個人での検査が実施されにくいということも、二次感染に繋がる要因でもあります。

様々な感染経路でも最も注意が必要なのは飲食物を扱う人が感染に気がつかず、通常の業務を行い集団感染に繋がるケースが多数あり、一時多くの保健所では、食品を扱う担当者すべてにおいてカキや二枚貝を食べないでほしいとの指導があったこともあります。正確には、ノロウイルスは85℃以上1分間以上の加熱によって感染性を失うので、特にカキなどの食品は中心部まで充分加熱することが予防に繋がるでしょう。また、他の菌やウイルスと同様に、生のカキを扱った調理器具を、そのまま生野菜などに使用しすると感染する事もあります。調理器具をよく洗浄・塩素系漂白剤による消毒をすることも大事です。


実際、ここ数年の調査では、カキが原因と断定される件数はないのですが、食用カキの食品衛生法の規格基準ではノロウイルスに関する基準は設定されていないので、「生食用」と表示された場合でも「ノロウイルスがいない」という保証があるわけではなく、消費期限内であるか否かにかかわらず感染源となる場合もありえます。最近では自主的に検査を行っている業者も多く、生産過程の一部に検査を組み込んでいる水産業者も増えつつあります。

カキの生食用販売を積極的には禁じていないがカキ等の二枚貝については充分加熱した後に食べるよう呼びかけている状況です。二次感染では糞口感染とも呼ばれ、 人により、増殖されたウイルスは糞便や嘔吐物となって体外に放出され、その放出された糞便や嘔吐物がごくわずかでも他の人体に入ると

感染され、また増殖されていくことになります。この、ウイルスの量は乾燥した空気にほんの数量であったとしても感染されると考えられ、いわゆる空気感染も考えらると言われています。汚物の処理などの際にはマスク・手袋・ゴーグル等で処理をする人は感染しないように防御し、雑巾やタオル等で吐物・下痢便をしっかりとふき取ってください。ふき取った雑巾・タオルはビニール袋に入れて密封し、処理をします。その後エコクワット(50倍に希釈)で消毒します。また二次感染を防ぐ為に、特に食品関連業務従事者は感染予防の基礎である手洗いうがいは的確に行い、調理器具を消毒し、衛生的に保つことが重要です。食品関連企業に関しては、より安全、信頼性を構築する為、業務従事者の定期的な検査が必須項目となるでしょう。

                                                    エコア情報室