都内温泉施設爆発事故
19日におきた都内温泉施設爆発事故では3人の死亡者がでました。また3名の負傷者がでました。原因は源泉をくみ上げる電動ポンプがある地下1階で、温泉をくみ上げた時に出る天然ガス(メタンガス)が建築物の地下にたまり、何か火気のとなる行動により爆発に至った可能性が高いと言われています。他にもなんら原因は出てくるのかもしれませんが、このようなあってはならない大事故が発生し、原因追及が念入りに行われ、また、同様のスパや、温泉施設等の管理の見直しも行われています。
今回の事故の発端と見られる天然ガス(メタンガス)は水溶性で温泉を500メートル地下で水に溶けているのですが、空気中で気化して5〜15%の濃度になると、大きな爆発を引き起こす危険があります。地中から源泉をくみ上げる際に気化するため、爆発のあった別棟でも「ガスセパレーター」と呼ばれる装置を使って源泉から分離させたうえで、換気扇などで屋外に排気していたとのことです。
しかし、ここでは、メタンガスが充満した場合、警報を鳴らす検知器などが設置されてなく、さらに、保守管理等を委託されていた外部の業者らも、源泉をくみ上げる電動ポンプなどを担当していただけで、室内のガスの濃度の点検などは一切していなかったことが判明しました。
この施設では、
メタンガス濃度の点検
は行っていないままオープンから1年以上の月日が流れていました。
都水環境課によると、東京都北区で2005年2月に温泉掘削工事中にメタンガスが爆発した火災を教訓に、工事現場に可燃性ガスの検知器を設置することなどを定めた安全対策指導要綱を制定しましたが、稼働中の温泉施設でガスの処理を定めた法律や条例はありません。実際に温泉施設でのこのような大事故は初めてです。
まずここで、経営者は法律の規制とは最低ラインの基準であり、温泉施設だけでなく、その他もろもろ施設の使用によって、建築物の危険性、社会の順応性というものを、理解し、初期段階で営業内容の
危険性の認識をきちんと把握していなければいけません。
都内でも温泉ブームで多くのスパ、施設がありますが、きちんとした換気を心がけ、日常での建築物管理チェックをおこたらないようしっかりとした管理が必要です。
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