エコア株式会社では5月29日に施行される「ポジティブリスト制度」に関して、中小企業がどのように対応可能であるか研究を進めております。
情報量も少なく、また「799種類の農薬検査が必要だ」などと本来の法令目的とは著しくことなる情報すらでてきているようで混乱が生じていると言っても過言ではありません。
このような中、お客様をはじめとする関係各位のさらなる混乱を防ぐために、正しい知識と情報を提供しております。皆様のお役に立てていただければ幸いです。
●ポジティブリストとは?
正式名称は「農薬等が残留する食品の販売等を原則禁止する制度」とされています。
現在の日本では指定された農薬について規定値以内であることにより安全を確保しているが、今回制定されるポジティブリスト制度は指定されていない農薬に関しても、0.01ppmを超えた食品は流通させないことにより、残留農薬による危険性を防ぎたいということが目的です。
●中小企業は困る?
ポジティブリストの対象は799種類の農薬ですが、これら全てを検査したら莫大な費用が掛かりますし現実的ではありません。対象農薬の全て基準を超えてないことを検査しなくてはならないと誤解している企業が多いのが現状ですが、ポジティブリストの目的は「検査をする」のではなく「安全な製品の流通」なので、検査を要求しているわけではありません。
●いま何すれば良い?
現時点では使用している原料が栽培時・流通時に、どのような農薬が利用されているか確認することが最重要です。また、農薬だけではなく殺虫剤や保存料として利用されるものも詳細に調べておかなければなりません。つまり現地情報が適切に入手されていれば、ムリして全ての検査をしなくても良いわけです。
●注意が必要なのは「ドリフト」(となりの畑で利用している農薬などが二次汚染すること)が発生していることが多いので、周囲環境や流通時の交差汚染などにも配慮が必要です。
製品の安全性を原料から確認すること、つまり食品安全マネジメントが重要となります。
●799種類の農薬検査は必要ではない?
実情を調査するまでは何とも言えませんが、現地情報が入手できず対象の農薬や残留レベルがわからない場合は検査が必要になります。エコアでは残留農薬検査を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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