※ページ下部に害虫の写真が表示されます。
毛虫は蝶やガの幼虫でも、毛が生えているもの(特にガ類の幼虫)です。
日本で毒のある害虫とされる毛虫では、ドクガ科、イラガ科、カレハガ科、マダラガ科などがあります。中でもドクガ科は、ドクガ、 チャドクガ、モンシロドクガ、タイワンキドクガなどが毒性が強く注意が必要です。
イラガ科はイラガ、ナシイラガ、クロ シタアオイラガなどがあり、カレハガ科ではマツカレハ、ヤマダカレハ、マダラガ科はサツマニシキ 、ホタルガなどがあります。
毒のあるケムシは、側を通るだけでも風に飛ばされた毒毛によって湿疹が出ることがあります。
死んだ虫の毒毛に触れても湿疹が出るので、発生を確認したらすぐに寄生した葉や枝ごと切り取って処分します。
薬剤は手軽に使用できるエアゾールもありますが、毛が飛び散ると、被害が倍増する恐れもあるので注意が必要です。
毛に毒があるので、殺虫後バーナー等で燃やした方が効果的です。また作業時に被害にあう場合があるので、専門業者の駆除をお勧めします。
また、触れてしまったり毛がついた際に、掻いたり、払ったりすることにより、毒毛がつくと湿疹が増えてしまいます。流水ですぐに流し、皮膚科に行くことをお勧めします。
エコアでは場所や状況に合わせた効果的な駆除を行います。お気軽にご相談ください。
名前 | 主な発生源 | 発生回数 | 発生時期 |
---|---|---|---|
チャドクガ |
ツバキ、サザンカ、茶の葉 | 年2回 | 4~5月、8~9月 |
イラガ |
ツバキ、サザンカ、茶の葉 | 年2回 | 4~5月、8~9月 |
マツカレハ |
アカマツ、クロマツ、カラマツ、ヒマラヤスギ、モミ、ツガの葉 | 年1回 | 5月、9月 |
ホタルガ |
ツバキ、サカキ、ヒサカキ、マサキの葉 | 年1回 | 5~6月、9月 |
モンシロドクガ |
ヤナギ、シラカンバ、ブナ科、バラ科、ニセアカシアの葉 | 年2回 | 4~5月、8~9月 |