※ページ下部に害虫の写真が表示されます。
毎年、蜂の被害で多くの死傷者がでています。蜂は膜翅目に属しています。このうち毒針をもっていて人を刺すハチは、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチ、アリガタバチです。中でも社会的に問題となっている多くはスズメバチです。スズメバチでも毒針をもっているのは雄で、巣に危険が感じられたとき(人が近づいた時など)フェロモンで仲間を呼び集め攻撃してきます。
スズメバチはミツバチと違い、何度でも刺しに来ます。刺されると痛みを感じ、平滑筋収縮、血管透過性亢進、肥満細胞脱顆粒 、血圧低下等の症状がでます。またアレルギー体質の人は数分~数十分後に全身に蕁麻疹が出て、胸部不快感・血圧低下となり、声門浮腫・呼吸困難・意識障害、血圧低下となります。そして、ひどくなると死亡してしまう場合があります。
またアレルギー体質でなくても、毒が多く体内に入ってしまった場合も、呼吸困難や、嘔吐、急性人腎不全、心筋梗塞などで死亡してしまう場合があります。
蜂に刺されてしまった場合はまず針を除去し、局部をひやし、専門医に至急診てもらって下さい。
スズメバチは住宅の軒下や天井裏、壁の中など人に近い場所に巣を作ることが多く、その被害も少なくありません。巣があると感じられた時は早急にご連絡下さい。
エコアでは場所や状況に合わせた効果的な駆除を行います。お気軽にご相談ください。
※全国各地の役所の申請で駆除の助成金がご利用頂ける場合がございます。詳しくはお住まいの自治体にてお問合せ下さい。
名前 | 巣を作る場所 | 活動時期 |
---|---|---|
スズメバチ |
軒下、天井裏、壁の中、木の枝、土の中など | 5月~11月女王蜂のみ越冬 |
アシナガバチ |
軒下、木の枝 | 4月~10月女王蜂のみ越冬 |
クマバチ |
枯れ枝、柱や壁 | 4月~10月 |