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住環境

ハクビシン

ハクビシンは「白鼻芯」という名前からわかるように、白い一本の線が鼻筋に通っているのが特徴の東南アジア、中国、台湾に広く分布するジャコウネコの仲間です。ハクビシンは、鎌倉時代や江戸時代の文献に海外より持ち込まれたと推測される記録が残っています。日本に伝わる妖怪「雷獣」はハクビシンがモデルとも言われています。目撃されることが増えたのはここ最近で、一説には、空き家や生ゴミの増加が要因だと言われています。目撃数の増加に伴いハクビシンの被害も甚大になり、郊外だけでなく東京都心部でも頻繁に被害が報告されています。
ハクビシンの主な被害として、まず一つ目に、農作物や生態系への被害が挙げられます。雑食性のため、畑や家庭菜園の野菜や果物を食べたり、池などで飼育している魚を食べたり、生ゴミを漁ることもあります。
そして二つ目に、生活環境への被害があります。ハクビシンは複数のねぐらを持ち、一度住み着いた場所に定住し、夜行性で人家の天井裏をねぐらとすることがあります。そのため、鳴き声や天井裏で動き回るなどの騒音被害を夜中に、長期に亘り引き起こすことがあります。また、同じ場所に糞尿をする習性(ため糞)があるため、悪臭やアレルギー、病原菌や害虫など衛生面だけでなく、天井が変色しシミになったり、最悪の場合、天井板が腐るなどリフォームを余儀なくされることもあります。

ハクビシンを街中などで見かけただけであれば、何もする必要はありません。ハクビシンは警戒心が非常に強い動物のため、人間が近づくだけで逃げていきます。ただし、素手で触ったり餌付けをすることは絶対にしないで下さい。感染症の恐れや、人に慣れ数を増やす原因となるほか、ハクビシンの習性を変えてしまうことに繋がります。野生動物ですので、そっとしておきましょう。
ハクビシンの被害を防ぐには、「エサとなる食べ物を絶つ」「建物に侵入させない」ことが大切です。エサとなる食べ物を絶つには、菜園の野菜や果物だけでなく、ペットフードなどペットの食べ残しも速やかに回収しましょう。
建物に侵入させないためには、べランダ、屋根が重なっている場所、通風口や換気口、軒下などに網や柵などを設置したり、建物に向かって延びている木の枝を剪定するなどの対策をしましょう。ハクビシンは高い所が得意で、雨どい、電柱、電線、樹木、細い針金、ロープなども器用に渡り、1mぐらいまでの柵なら飛び超えることが可能です。6~8cm程度の小さな隙間もくぐり抜けられます。落ち葉や雑草の陰などハクビシンが隠れられるような場所も作らないようにしましょう。普段使用していない空き家や物置も日頃からチェックすることが大切です。ニンニクや犬の臭いなどハクビシンが嫌いな臭いを発する忌避剤や、夜間に強い光を発する照明を設置するのも有効です。
許可なくハクビシンを捕獲することは、鳥獣保護管理法により禁止されています。被害を受けたときは自治体や業者に早めに相談しましょう。
エコアでは、場所や状況に合わせた効果的なハクビシン駆除を行います。お気軽にご相談ください。

 

 

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